屋根を点検してもらったが、
工事が必要だったのか疑問 |
ある日、自宅に男性が訪問してきた。 |
「近くの工事現場から御宅の屋根が見えたのですが、屋根に傷んでいる箇所があるようなので、声をかけさせていただきました」 |
「現場から職人を呼びますので、無料で診てあげますよ」 などと勧められ、屋根を診てもらうことになった。 |
屋根を診てもらったところ、屋根の損傷箇所の写真を見せられ、
「屋根がだいぶ傷んでいますね。瓦が割れてこけが生えています。このまま放置すると、雨水がしみ込んで、手遅れになります。この機会に修繕した方が良い」
などと言われ、屋根の工事を勧められた。 |
担当者の説明を信じて工事の契約をしたが、後からよく考えると、本当に修繕が必要だったのか、見せられた写真が本当に自宅の屋根の写真だったのか、疑問を感じるようになった。 |
以前から付き合いのある工務店に屋根を診てもらったところ、「経年劣化はあるが、すぐに修繕が必要な状態ではない」 とのことだった。 |
近くで工事をしてると説明されたが、
現場が見当たらない |
「近くで工事をしている者です」
「今工事している現場から、御宅の屋根が見えたのですが、屋根が傷んでいるようですので、無料で診てあげますよ」
「瓦も、ところどころ、ずれているようですから、ついでに直してあげますよ」 |
などと説明されて、屋根を診てもらった。
その後、勧められるまま、屋根工事のを契約をすることになった。 |
しかし、後からよく考えると、近所にそれらしい工事現場は見当たらない。 |
自宅の屋根が見える距離であれば、範囲は限定されるはずだが、リフォーム工事をしている家は見当たらなかった。 |
本当に屋根が傷んでいたのか、説明に疑問を感じる。 |
狙われる高齢者 |
離れて暮らす高齢の両親が、知らない間に訪問販売業者の訪問を受けて、屋根のリフォーム工事の契約をしていた。 |
週末に実家に帰った際に、両親から相談を受け、契約したことに気が付いた。 |
無料で屋根を点検してもらった後に、工事するよう勧められた、とのことだった。 |
しかし、自分が調べた限り、リフォーム工事が必要な状態には思えなかった。 |
両親も高齢なので、今後、二度、三度と、訪問販売業者から勧誘を受けても困る。今のうちに、きちんとクーリングオフの手続きをしておきたい。 |