クーリングオフ 手続代行
 
クーリングオフ代行
換気扇フィルターの訪問販売
室内コーティング工事の訪問販売

主に、マンションの入居者を対象に勧誘を行う、「換気扇フィルターの訪問販売」。

レンジフードや換気扇、給気口にフィルターを設置するよう勧める訪問販売ですが、訪問の際に、

管理会社から委託を受けて、
換気設備の使用方法の説明に伺いました
入居者様全員に説明しています

などと、誤解を招く説明をすることがあるため、つい勘違いをして、ドアを開けてしまうことがあります。

ご注意
フィルターの訪問販売は、後々、「数十万円のコーティング工事」 の勧誘を行うためのきっかけ作りとして利用されることがあります。


換気扇フィルターの訪問販売 よくある事例


自宅マンションに、突然男性が訪問してきた。

「管理会社から委託を受けて、換気扇の使用方法の説明に伺いました」「全ての入居者の方に説明を行っています」

などと言いながら、部屋にあがりこみ、台所の換気扇や給気口を調べ始めた。
しばらくすると、男性は、

「マンションの設備を汚さないよう、換気扇には、フィルターを設置しなければなりません。このままでは、排気ダクトに油汚れがびっしりと付いてしまいます」

「給気口にもフィルターを設置しないと」「外気の汚れで室内が真っ黒になってしまいます」

などと、フィルターを設置するよう勧めてきた。
「管理会社から委託を受けている」と言っていたこともあり、なんとなく、「設置しないといけないのかな?」と思い、そのまま設置してもらうことにした。
後日、マンションの管理会社に問い合わせたところ、

「管理会社とは何の関係もありません」「他の入居者からも同様の問い合わせが来ています」 

とのことだった。
既に商品は受け取っており、フィルターも設置された状態だが、今からでもクーリングオフできるだろうか?


勧誘のきっかけは、マンションへの突然の訪問です。

管理人のいない時間帯を狙うことが多いため、訪問は夕方から夜にかけて、あるいは、土日祝日の訪問が多く見られます。

金額
数千円〜数万円
(数量により異なります)
種類
フィルター用の専用枠
交換用のフィルター(不織布)
換気扇 レンジフード 給気口に設置

そして、注意しなければならないことは、

換気扇フィルターの訪問販売は、「次の勧誘への布石」であり、同時に、あるいは後日、新たな勧誘が行われることがあります。

次の勧誘の例
数十万円する、室内コーティング工事
防カビコーティング工事
ハウスクリーニング
業者によっては、浄水器や活水器


室内コーティング工事の訪問販売

分譲マンションの入居者を狙う

室内コーティング工事
防カビ工事
ハウスクリーニング工事

新築分譲マンションに入居すると、狙いすましたように訪問販売業者がやってきます。

また、先述の「換気扇フィルターの契約者」のうち、担当者から「脈がある」と判断された契約者は、室内コーティング工事、ハウスクリーニング工事の勧誘を受けることがあります。

換気扇フィルターの訪問販売は、あくまできっかけ作りであり、勧誘の本命は、室内コーティング工事やハウスクリーニング工事、ということになります。

キッチン周りのフッ素コーティング
フローリングのコーティング
クロス(壁紙) のコーティング
浴室・トイレのコーティング
防カビコーティング・防カビコート
ハウスクリーニング工事


工事の施工については、2つのタイプがあります。

1 数十万円する本格的なコーティング工事
工事日を決め、後日、工事のために再訪問
半日ほどかけて、本格的に工事を行うタイプ
代金は完工後払い。工事完了後に支払う。
2 数万円の簡単なコーティング工事
契約すると、すぐにその場で簡単な工事を行い、その日のうちに、数万円程度の工事代金を現金で回収していく。
「浴室を簡単にささっと拭いただけで、何か薬剤のようなものを塗り始めた」
「雑な掃除をしただけで、いきなり薬剤を塗っても、コーティングの意味が無いのでは?」
「作業は20分もかからずに、あっという間に終わった」「なんだか、「これだけ?」という感じだった」
「代金は、その場で現金で支払った」(後日、担当者が集金に来ることもあります)
「領収書と書かれた、簡単な契約書らしき書類を渡された」


コーティング工事の訪問販売 よくある勧誘

ある日の夕方、自宅のマンションに「管理会社の委託を受けて、説明に伺いました」と言って、男性が訪問してきた。

「入居者の方に、設備の使用方法について説明を行っています」と言いながら、部屋にあがりこみ、換気扇の使い方の説明や、給気口の手入れの仕方を説明してくれた。

そして「室内が汚れないよう、換気扇や給気口にフィルターを設置した方が良い」などと言い出し、フィルターと専用の枠を設置するように勧められた。
さらに、

「キッチン回りや室内のクロスは、しばらく暮らしていると、すぐに汚なくなってしまいます、せっかく綺麗な新築マンションなのに、すぐに汚れてしまっては、もったいないですよね」

「でも、キッチン回りや、室内のクロスにコーティング工事を行えば、汚れを寄せ付けず、いつまでも綺麗な状態を保つことができます」

「汚れてしまってからでは手遅れになります。まだ綺麗な今のうちに、コーティング工事をしましょう」

「床のフローリングも、床に傷がつく前に、フロアコーティングの工事をした方がいい」

「浴室も、カビが発生してからでは手遅れになります。まだ綺麗ないまのうちに、防カビ工事をした方がいい」

などと、いつのまにか、コーティング工事やハウスクリーニング工事の勧誘が始まった。

自分としても、せっかくの新築マンション、綺麗な状態を、できるだけ長く維持したいと考えていたので、勧められるまま、コーティング工事をお願いすることにした。
しかし、あとから冷静になってよく考えてみると、最初の訪問の仕方に疑問を感じる。

マンション管理会社に確認したところ、「管理会社とは関係の無い業者です。他の入居者の方からも似たような問い合わせが来ています」と言われてしまった。


クーリングオフ手続とは、契約者自身が
自分で証拠書類を確保する手続です。
電話や口約束では、証拠は残りません。
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に  内容証明郵便 がお勧めです。
また、  専門事務所の手続代行 により、
相手からの再説得や、トラブルを抑止します。

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