高額な鍋セットの訪問販売は、大きく分けて3種類あります。
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オール電化契約者を勧誘する
IH専用鍋の訪問販売 |
2 |
料理を実演しながら鍋の紹介をする
一般的な訪問販売 |
3 |
鍋セットのホームパーティー商法 |
このページでは、上記2と3 事例を紹介します。IH専用鍋セットの訪問販売については
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料理を実演しながら鍋の紹介をする |
一般的な鍋の訪問販売 |
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よくある勧誘 |
自宅に突然電話があり、「当社の商品の宣伝の一環として、料理の実演を行なっております。料理と実演は無料です」「実演のため、キッチンを少し貸して下さい」などと誘いを受けた。
料理には興味があったので、訪問を受けることを承諾し、担当者に自宅に来てもらった。 |
担当者は鍋や調理器具、食材などを持参して、実際に料理を作って見せてくれた。
ところどころ、「5層構造で熱伝導率も良く、保温性も高い」「無水調理もできます」「焦げ付き難く、長持ちします」「IHクッキングヒーターでも使えます」などと、鍋の良さをアピールしていたが、手際よく調理を実演してくれた。
鍋セットの値段は30万円近くするものだったが、価格はともかく、商品自体は悪い物ではないように感じた。
訪問販売ではあったものの、商品の勧誘は実演によるアピールが主で、悪い印象はなく、商品にも興味を持った。 |
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鍋セットの ホームパーティー商法 |
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古くからある鍋セットの販売方法に「ホームパーティー商法」があります。ホームパーティー商法とは、
知人からホームパーティーに誘われ、知人宅に赴いたところ、実はその知人が販売員だった。 |
知り合いから説明を受けたこともあり、あまり警戒することもなく、商品を購入することとなった。 |
「知人関係」「ホームパーティー形式という、くつろいだ雰囲気」を利用して商品を販売する手法です。大きく分けて
知人の紹介 (訪問販売タイプ) |
知人の家に集まり、知人(又は知人から紹介された販売員)が鍋を使った調理実演を行い、購入を勧めるタイプ |
マルチ商法タイプ |
販売員登録しているディストリビューターがホームパーティー形式で知人を集め、鍋を使った調理実演を行いつつ、マルチ商法への参加と、高額な鍋セットの購入を勧めるタイプ |
2つのタイプがあります。
ここでは、知人の紹介 (訪問販売タイプ)について、簡単に紹介させていただきます。
知人の紹介 訪問販売に該当するタイプ |
突然知人から電話があり、「知り合いが、うちで料理の実演会を行なうから、見学に来るといい」と誘われた。 |
誘われるまま知人の家に行くと、他にも誘われたらしく、何人か知人が集まっていた。
自分を誘ってきた知人に聞くと、
「鍋の販売業者さんが、鍋を使った調理の実演を行って、料理を作ってくれる」「もし気に入ったら買うこともできる」とのことだった。
知人の招待で、なおかつ、他の知人も数人いることもあり、それほど警戒せずに実演を見ることにした。
さすがに手馴れたもので、販売員が鍋を使って手際よく調理していく。
「この鍋なら油が少なくて済むのでヘルシーです。5層構造で熱伝導も良く、保温性もよい」
「少ない火力で効率よく調理できます」
「圧力鍋のこんな使い方をご存知ですか?」
などと、鍋の良さをさりげなくアピールされた。 |
料理はとても上手に調理されており、料理を試食しながら、友人同士の会話も弾んだ。
友人同士の会話でも、「このお鍋はよい」「使い勝手が良い」という話しとなり、友人の一人が鍋セットの契約をすることになった。
自分や他の友人もつられてしまい、それぞれ、鍋セットの契約をすることになった。 |
ホームパーティー名目で知人宅に集まり、知人宅 (つまり、販売店の営業所等以外の場所)で契約をした場合、「訪問販売」に該当することとなり、クーリングオフ制度(8日間)の適用対象となります。
もし取引形態がマルチ商法に該当する場合は、クーリングオフ期間は20日間となります。
クーリングオフ手続とは、契約者自身が
自分で証拠書類を確保する手続です。 |
電話や口約束では、証拠は残りません。 |
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に 内容証明郵便 がお勧めです。 |
また、 専門事務所の手続代行 により、
相手からの再説得や、トラブルを抑止します。 |
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