クーリングオフ 手続代行
 
クーリングオフ代行
電解洗浄水生成器 の訪問販売

電解洗浄水生成器の訪問販売 よくある事例
「今なら500円でハウスクリーニングが受けられます」と書かれたチラシを見て、自宅にハウスクリーニングに来てもらった。
自宅に来た担当者は、「電解洗浄水」という洗浄液を使ってハウスクリーニングをしてくれた。なんでも、重曹などから作る洗浄液で、安全で、洗浄力も良いとのことだった。
ハウスクリーニングが一通り終わると、今度は、持ってきた電解洗浄水生成器と重曹を使って、その場で電解洗浄水を作って見せてくれた。

「重曹から作る洗剤だから安全」

「市販の合成洗剤は有害物質が入っていて危険」「合成洗剤はアトピーの原因になる」

などと説明され、市販の洗剤を使うことに、なんとなく不安を感じてしまった。

電解洗浄水生成器を購入して毎日使うよう勧められ、つい契約をしてしまった。
後日、自分で機械を使って洗浄水を作り、掃除をしてみた。洗浄力は普通だったが、40万円近い機械を買う必要があったのか、疑問を感じ始めた。
家族からも、「高すぎる」「合成洗剤が嫌なら、普通に重曹やクエン酸で掃除をすればいい」と言われ、契約を反対されてしまった。

考えてみれば、ハウスクリーニングで来てもらっただけなのに、高額な機械の勧誘を受けたことについても、おかしいと思う。
既に機械と重曹を使用したが、契約からまだ8日間は経過していない。今からでもクーリングオフできるだろうか?

よく、

「既に電解洗浄水生成器と重曹を使用してしまったのですが、クーリングオフできますか?」

というご相談が寄せられますが、

機械について、通常の使用程度であれば、既に使用していても、クーリングオフ期間内であれば、クーリングオフ制度を利用することが出来ます。その場合、違約金や損害賠償の負担は、原則として必要ありません。


ハウスクリーニング商法について

ハウスクリーニングの名目を利用した、電解洗浄水生成器の訪問販売について、ご相談が寄せられています。

訪問販売で扱われる電解洗浄水生成器は、
電気ポットに似た外観をしていることが多く、
販売価格は30万円〜40万円程度、
重曹を用いるタイプが特に多く見られます。


訪問のきっかけとしては、「格安のハウスクリーニング」や、「電解洗浄水の無料サンプルプレゼント」の名目が利用されます。

ハウスクリーニングの名目
キッチンや換気扇の格安クリーニングの名目で訪問。
ハウスクリーニングが終わると、クリーニングに使用した電解洗浄水生成器を購入するよう、勧誘が始まるケース
無料サンプルのプレゼント名目
電解洗浄水の無料サンプルプレゼントの名目で訪問。
電解洗浄水の説明をしながら、電解洗浄水を作る機械を買った方がお徳、などと勧誘が始まるケース

電解水は、水と、重曹や食塩を電気分解して生成する洗浄液で、生成される「強アルカリ水の洗浄作用」、「強酸性水の殺菌作用」を利用します。

電解水の自然な洗浄力を好む方も多く、電解水生成器それ自体に問題がある訳ではありません。問題となるのは、

ハウスクリーニングのつもりで来てもらったのに、突然、高額な商品の勧誘を行う、不意打ち的な勧誘。いわゆる「ハウスクリーニング商法」。
電解水の洗浄力は、ナチュラルな洗浄力なのに、洗浄力を大げさに説明して勧誘を行うケース
合成洗剤の危険性を大げさに説明し、「使い続けると病気になる」などと不安を煽るケース

などです。

 よくある勧誘


1 訪問のきっかけ作り
まずは、「1000円ハウスクリーニング」や、「洗浄液の無料サンプル・プレゼント」などの名目で、訪問のきっかけを作ります。

格安ハウスクリーニングの名目
ある日、自宅に電話があり、「今なら1000円でキッチン周りのハウスクリーニングが受けられます」などと、格安のハウスクリーニングの利用を勧められた。
電解洗浄水生成器の勧誘が行われることは説明されていなかったため、ハウスクリーニングを受けるつもりで、自宅に来てもらった。
洗浄液の無料サンプル プレゼント名目
ある日、自宅に電話があり、「新製品のキャンペーンで、洗浄液の無料サンプルをプレゼントしています」「環境にやさしい、体に害の無い新しい洗剤です」「使用方法の説明も兼ねて、担当者がお届けに伺います」などと勧められた。
「新しい洗剤の試供品をくれるのだろう」という認識で、自宅に来てもらうことになった。
激安ハウスクリーニングの広告
自宅に配られたチラシに、「キャンペーンにつき、今ならキッチンのハウスクリーニングが、たったの500円で受けられます!」と書かれていた。
「500円は安い」と思い、商品の勧誘があるとも知らず、自分から業者に電話をかけ、自宅に来てもらった。


2 まずは電解洗浄液でハウスクリーニング
訪問してきた担当者は、持参した電解洗浄水を使って、ハウスクリーニングを行って見せます。

ハウスクリーニングが終わると、持参した電解洗浄水生成器を使い、水と重曹から電解洗浄水を作って見せます。材料が水と重曹であることを示し、洗浄水の安全性が高いことをアピールします。


3 市販の洗剤の危険性を、大げさに説明
持参した資料を見せながら、市販の洗剤の危険性、有害性について、大げさに説明します。科学的根拠の怪しい説明も行い、不安をあおります。

よくあるオーバーな説明
市販の洗剤は、毎日使っていると、少しずつ体内に取り込まれ、蓄積されていきます。
例えば、市販の食器洗剤は、化学物質を使っていますので、水で濯いでも完全には落ちません。つまり、食事をする度に、食器に残留した洗剤が少しずつ体内に取り込まれていくんです。
合成洗剤には、汚れがよく落ちるように、合成界面活性剤が入っていますが、これは、体への浸透力が強く、使うたびに体内に蓄積されていきます。皮膚にも残留しますので、肌荒れや皮膚のただれの原因にもなります。
この写真を見て下さい。実験用のラットの皮膚に、普通の石鹸と、合成洗剤を塗って、経過を比較した写真です。合成洗剤を塗った方のラットは、このように、皮膚が赤くただれています。
毎日合成洗剤を使っていると、有害な化学物質や界面活性剤が内蔵や皮膚に蓄積されていきますので、いずれ健康への影響が表面化する恐れがあります。出産時のリスクも高くなるかもしれません。
よくあるオーバーな説明


4 不安にさせた後に、電解水の安全性を強調
この電解洗浄水は、危険な市販の洗剤とは異なり、有害な化学物質も、界面活性剤も入っていません。水と重曹から作る、とっても安全な洗浄液なんです。
重曹というのは、要するに、ケーキやお菓子に使う「ベーキングパウダー」のことです。食品に使われるものですから安全です。
安全な洗浄液ですから、キッチンのお掃除や食器洗い、洗濯など、どんなものにも使えます。先ほどお見せしたとおり、洗浄力も確かなものです。
安全で安価に作れますから、水で拭く感覚で使うことができます。
安全なものですから、お肌にもよく、アトピー性皮膚炎にもよいと評判です。


5 洗浄水の説明から、機械の勧誘に移行
この洗浄水は、当社で1リットル1000円で販売していますが、毎日のお掃除や洗い物で、1リットルはすぐに使い切ってしまうと思います。
1週間で、1リットルのボトル3本を使用するとして、月に12本、毎月12,000円かかる計算です。
毎月12,000円かけるくらいなら、この機会に家庭用の電解洗浄水生成器を購入した方がお得です。
この機械さえあれば、必要なときに、必要なだけ、いくらでも電解洗浄水を作ることができます。
機械さえあれば、水と重曹だけで、いくらでも電解洗浄水を作ることが出来ます。まさに、水で拭く感覚で使うことが出来ます。


6 契約後のアフターフォロー
購入した後も、8日間が経過するまでは、アフターサービスとして、担当者が自宅を訪問してくることがあります。

使用方法の説明
あまり使い馴染みの無い電解洗浄水生成器。
うまく使いこなせるよう、買ったことを後悔させないよう、再度訪問して、もう一度詳しく使用方法を説明することがあります。
使い方が判らないことが原因で、使われないまま放置されることのないよう、不必要な物としてクーリングオフされることのないよう、使用方法をもう一度説明し、毎日、電解洗浄水生成器を使うよう促します。
お礼のクリーニング
購入のお礼として、サービスクリーニングの名目で訪問してくることがあります。
クーリングオフしようと考えていないか、商品がうまく使いこなせず放置されていないか、さりげなく様子を伺います。


クーリングオフ手続とは、契約者自身が
自分で証拠書類を確保する手続です。
電話や口約束では、証拠は残りません。
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に  内容証明郵便 がお勧めです。
また、  専門事務所の手続代行 により、
相手からの再説得や、トラブルを抑止します。

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