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悪質な 電話機リースの勧誘
個人事業主や中小企業を狙い、電話機のリース契約を勧誘する「悪質電話リース商法」についてのご相談が寄せられています。

電話機リースで主に扱われる物件
電話機
主装置
コードレス電話機
電話機リース商法 悪質な勧誘
 電話会社の職員を偽るケース
 電話機が使えなくなると偽るケース
 「もうすぐIP電話になるため、
  従来の電話は使えなくなる」 (ウソ)
 「光ファイバーになるため、
  従来の電話機は使えなくなる」 (ウソ)
 「この主装置を設置しないと、
  ブロードバンドが使えなくなる」 (ウソ)
 「アナログ回線からデジタル回線になる」
 「デジタル対応機種に変更しないと、
  電話やインターネットが使えなくなる」 (ウソ)
 機器の導入で電話料金が安くなると
 誇大に勧誘するケース
 支払中のリース契約について、
 契約更新の必要があると偽るケース
 過去のリース契約を解約してあげる、
 契約を一本化すると偽るケース
よくある勧誘 その1
ある日、突然訪問してきた営業マンが、大手電話会社のマークの入った名刺を差し出して、

「○○○電話会社ですが、近くで電話回線の工事をしています。電話回線を調べますので、現在お使いの電話を見せて下さい」

と言って来た。

大手電話会社の人と思って、電話機を見せたところ、担当者から

「これはアナログ回線用の古いタイプの電話機ですね」

「○○○電話会社では、現在この地域の電話回線を光ファイバーに置き換える工事をしております」

「工事が完了すると、通信は全てデジタル信号に切り替わります」

「この古いタイプのアナログ回線用電話機ではデジタル信号に対応できないため、もうすぐ使えなくなってしまいます」

「そのため、この地域を対象に、回線工事のご案内と電話機の機種更新のご案内をさせて頂いております」

「現在、通話用とFAX用回線、2本の電話回線の契約をしているんですね?」

「回線がデジタル化されれば、今ある2回線を、1つの電話回線にまとめることができます。そうすれば電話代が安くなります」

「IP電話はご存知ですか?」

「IP電話を利用するには、この主装置と電話機に変更していただく必要がありますが、電話回線を1本化すれぱ、基本料も無くなり、差額で月々の機器の料金をまかなうことができます」

「それに、IP電話は、最新のインターネット技術を利用していますので、電話代も格安になるんです」

「・・・導入後の電話代金は、こんな計算になります」

「ほら、これだけ電話料金が安くなる訳ですから、機器の月々の使用料8,900円を払ったとしても、おつりがきます」

と言われた。

「○○○電話会社の人が言うのならそうなんだろう」 と、特に疑問に思うこともなく、機器の導入に同意をしてしまった。
しかし、担当者が帰った後に、申込書をよく読んでみると、月々の料金は確かに8,900円と書かれているものの、支払回数は84回払いになっていた。

8,900円×84回ということは、支払い総額は747,600円となる。

支払総額についての説明が無かったので気付かなかったが、電話機に747,600円も費やすのは、どう考えてもおかしい。

また、電話回線を1本化して、基本料が1本分減ったとしても、月々8,900円が必要なら、通話料が安くなることを考えても、トータルの費用はそれほど安くはならない。

○○○電話会社に問い合わせると、

「IP電話を利用するのに、そんな高額な機器は必要ありません。工事により従来の電話機が使えなくなるということもありません。当社の工事担当者がそのような勧誘をすることもありません」

とのことだった。

名刺に有名な会社のマークが入っていたので鵜呑みにしていたが、いまになってよく考えてみると、本当に大手電話会社の人だったのか疑わしい。
よくある勧誘 その2
いまから数年前、リース契約でビジネスホンと主装置を導入した。

月々10,000円のリース料だったが、電話回線契約を増やさずに複数の電話機を使えるようになり、たまにしか使わないFAX回線も一本化することができた。

また、リース料は、損金処理でき、減価償却の手間も省けるので特に不満もなく支払いを続けてていた。
契約してから5年ほど経ったとき、以前とは違う会社の営業マンが訪問してきた。

「通信機器の保守点検で伺いました。現在お使いの電話機を確認させてください」

と言いながら、電話機をなにやら調べ始めた。

「○○社長、現在リース契約をしてらっしゃいますね?」

「このビジネスホンはずいぶん古い型ですが、もうだいぶ前にリース契約をしたのではないですか?」

「この電話機は、電話回線がアナログだった時代のもので、デジタル回線には対応できない古い型番の商品です」

「最近、FAXを送ろうとしてもうまく送れなかったり、FAXの受信に失敗したことはありませんでしたか?」

「・・やはりありましたか」

「現在、大手電話会社は、光通信に移行しているため、今後、日本全国の電話回線は、光ファイバー網に置き換えられる予定です」

「音声通話やFAX送信も、全てデジタル回線に移行する予定なんです」

「ですから、アナログ回線からFAX送信をしようとしても、デジタル回線の相手には、うまく繋がらないんです」

「また、将来この地域の電話回線が光ファイバーになった場合、現在お使いの電話機は使えなくなります」

「現在お使いの電話機は、まだリース契約期間中ですね?」

「本来なら、リース契約は途中で解約できませんが、幸い弊社は大手電話会社から委託を受けております」

「今なら、現在お使いの旧型ビジネスホンを途中解約して、デジタル回線対応の新型に変更することができます」

「リース料も、今よりも毎月の金額を安くすることが出来ます」

「最新機種に変更すれば、光回線を利用したIP電話が利用できるようになりますから、市内も長距離も通話料が安くなります」

「旧いリース契約は、弊社で解約しておきますのでご安心下さい。手続に必要ですので、旧いリース契約の契約書は、弊社でお預かりします」

などと説明を受けた。

「もうすぐ電話機が使えなくなるのなら、早目に変えておこう」と思い、この機会に機種変更を申し込むことにした。
しかし、しばらく経ってから、「なにか話がうますぎる」と思い、リース申込書をよく読んでみた。

月々10,000円支払っていたリース料が、月々8900円に下がったので、一見すると確かに安くなっているものの、

リース期間をよく見ると、リース期間が84ヶ月になっていた。

つまり、もうすぐ払い終わる筈だったリース契約が84ヶ月に延び、8900円×84ヶ月で、総額747,600円を払い続けなければならないこととなる。

支払総額についての説明が無かったので気付かなかったが、これでは払う金額が大幅に増えてしまうことに気が付いた。

なんのことはない、旧いリース契約の上に、新たな機器のリース料が加わっただけで、お徳でも何でもない。

まだ使えるリース機器を返却して、新たに高額な機器を導入するのだから、安くなったとはとても思えない。
電話リース商法  2次被害
「数年前のリース契約を解約してあげる」ともちかけ、新たなリース契約を結ばせる 「電話リース商法 2次被害」 が増えています。

また、弁護士や司法書士、行政書士などの国家資格を持たないにも関わらず、ボランティアや無料相談を装い、「数年前のリース契約を解約してあげる」「提携している法律家を紹介してもいい」などと持ちかける業者も増えています。ご注意下さい。
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