「○○さんは、平成13年に株式会社○○と契約をして、
在宅ワーカーとして登録をしましたね?」
「その後、全く仕事に参加していないようですが、
在宅ワーカーとしての登録は、現在も続いています」
「登録を抹消するには、所定の手続が必要です」
「登録抹消の正当な理由を添えて申請し、審査を受け、
正式に承認されるまでは、勝手に辞める事はできません」
「○○さんは登録抹消の手続をしていませんね?」
「ご存知だと思いますが、在宅ワーカー登録には、
月々15,000円の会費が発生します」
「○○さんは、平成13年から平成19年までの会費については
支払が完了していますが、それ以降の会費については
これから支払が開始します」
「月15,000円の12ヶ月ですから、会費は年18万円となります」
「在宅ワーカー登録は、定年退職までの永久会員です」
「登録抹消の手続が正式に承認されない限り、
定年になる60歳まで、会費の支払いは続きます」
「あと30年分として、トータルで540万円が必要となります」
「定年退職前に登録抹消が認められるには、
死亡や病気、自己破産など、正当な理由が必要です」
「仕事である以上、無断で仕事を放棄することは許されません」
「例えば、サラリーマンが無断欠勤や職務放棄を続ければ、
懲戒処分を受けたり、損害賠償を請求されますよね?」
「○○さんは、今後お仕事を続ける意思がありますか?」
「・・・そうですか」
「もし今後、仕事を続ける意思が無いのであれば、
この機会に登録抹消の申請を行って下さい」
「私共は株式会社○○から、在宅ワーカーさんの状況について
面接聴き取り調査をするよう、委託を受けています」
「○○さんと同じように、長期間お仕事に参加していない
在宅ワーカーさんが増えていて、
株式会社○○でも問題視しています」
「在宅ワーカーさんの面接聴き取り調査を行い、
お仕事をする意思の無い方については、
登録抹消手続を勧めるよう指示を受けています」
「もちろん、登録抹消には正当な理由が必要です」
「しかし、今回当社は面接聴き取り調査を任されていますので、
当社が事情があると判断した方については、
株式会社○○の聴聞会で弁明の機会が与えられます」
「当社が○○さんを代理して、聴聞会の場で弁明を行うことで、
株式会社○○の承認が得られ、登録抹消が可能となります」
「もちろん、登録抹消には、抹消手続費用が必要となりますし、
聴聞会での弁明は、当社顧問弁護士が担当しますので
その費用もかかります」
「抹消手続費用と弁護士費用として50万円が必要となります」
「もちろん、すぐに50万円を用意することは難しいと思いますので、
今日のところは、まず、登録抹消手続の申請書、委任状、
それから手続費用として、この売買契約書に記入して下さい」
「弁護士への依頼は、当社と顧問弁護士との間の契約ですから、
○○さんが直接当社顧問弁護士と契約することはできません」
「つまり、弁護士費用、それから登録抹消手続費用は、
当社が立て替え払いすることとなります」
「そこで、立て替え費用をお支払いいただく代わりに、
○○さんには、当社で販売している商品を購入していただいて、
商品代金の形により、手続費用を負担していただきます」
「ご存知のように、当社は弁護士ではありませんので、
私共と○○さんが弁護士業務についての
契約をすることはできません」
「そこで、間接な形となりますが、
まず当社と商品売買契約をしていただき、
当社に商品代金をお支払い下さい」
「その商品代金により、当社が手続費用を立て替えておきます」
「今日のところは、まず商品売買契約書を書いていただいて、
明日改めてお会いしましょう。商品代金は明日ご用意下さい」
「登録抹消手続が承認されましたら、抹消証明書をお送りします」
「聴聞会に影響しますので、抹消証明書が届くまでの間は、
この件は内密にお願いします」
「この件がもし株式会社○○に知られると、心象を悪くしてしまい、
承認が下りなくなる可能性があります」
「何かありましたら、まず私にご相談下さい」
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