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 資格商法 名簿削除屋 名簿削除商法
資格商法 二次被害の一種として、名簿削除屋 名簿削除商法 があります。
「過去に通信教育の契約をしませんでしたか?」
「被害調査で発見されたカモリストに、あなたの名前が確認されました」
「このままでは個人情報の載ったカモリストが流出し、大変なことになる」
「今から言う名前に、聞き覚えのある会社名はありますか?」
「最近、不審な電話、電話勧誘が来ていませんか?」
「今後、複数の業者から勧誘や請求が来て、大変なことになる」
「名簿からあなたの名前を削除することも可能だが、それには費用がかかる」
「会員登録すれば、顧客保護・会員サービスとして個人情報削除要求を行う」
資格商法被害者、二次勧誘の被害者を狙い、
名簿業者などから入手した顧客名簿(カモリスト)の契約者情報を利用して

「個人情報が流出している」
「二次被害や多重債務など、放置すれば大変なことになる」
などと不安感を煽り、その一方で

「勧誘がこなくなるようにしてあげる」
「費用を払えば全ての個人情報を削除してあげる」

などと、実際には存在しない解決策があると錯覚させ、
削除費用の代わりと称して商品を購入するように仕向けます。

当然の事ながら、この名簿削除屋は、名簿の抹消変更とは
何の関係もありません。

カモリストを入手し、その個人情報を利用して、あたかも
関係があるかのように装い、あるいは、専門家であるかのように装い、
新たに契約をさせることが目的です。

不安を煽られた状況で、業者から解決策らしきものを提示されると、
つい信じたくなる、本物であって欲しいと、錯覚してしまいがちですが、
無数に存在する名簿から、個人情報を全て抹消することなど不可能です。
1 自作自演 勧誘の下準備として、事前に偽名で勧誘電話をかけまくり、
漠然とした、得体の知れない不安感を醸成させておく
2 信じさせる 入手した顧客名簿を利用して、過去の契約者情報を言い当て、
個人情報を管理・入手できる立場の人間だと信じさせる
3 不安感を煽る 個人情報が漏れ、大変なことになる、二次被害に陥る、などと
不安を煽り、混乱させる
4 逃げ道の用意 不安で混乱した頃合いを見計らって、偽の解決策を見せる。
「会員になれば、個人情報を削除してあげる etc」
5 最後の仕上げ 個人情報削除と商品購入を無理やりこじつける。
既に不安で混乱しているので、矛盾点に気づき難い。
6 その後の経過 しばらくすると、「あれ?変だな?」 と感じ始めるものの、
勧誘電話が殺到する不安を思い、つい判断が鈍ってしまう


「こちらは○○資格援護サポートセンターです」
「最近、しつこい勧誘電話にお困りではありませんか?」

「当センターの調査により、あなたの名前が「カモリスト」に載っている事が判明しました。このカモリストに載っていると、二次被害や多重債務など、次々と同じような資格商法被害にあってしまいます。このまま放置すると、大変なことになりますよ」

「カモリストからあなたの名前を削除する事ができます」

「この業界には会員登録名簿というものがありまして、その名簿に登録すれば、業界のルールにより、会員登録名簿に登録された他社の顧客を勧誘することができなくなります」

「ただし、会員登録名簿に登録するには、当センターの顧客であることが必要です。顧客になっていただいて、初めて会員登録名簿に登録申請ができるようになります」

「当センターの顧客になっていただくには、講座受講料として50万円が必要となります。これには、会員登録申請費用も含まれますので、契約により今後電話勧誘が来ることは無くなります」

「また、当センターの講座を受講することにより、ビジネス経営士の資格に合格していただくこともできます。今後の転職にも役立ちますので、決して損にはなりません」

「契約後、もし不審な電話があっても、すぐに当センターに相談していただければ、当センターが責任を持って個人情報削除要求を行います」

一度でも資格商法業者と契約すると、
「資格商法と契約した」 「電話勧誘にひっかかった」 顧客として、
その契約者情報・個人情報が売買の対象となります。

そのうち、似たような電話勧誘業者に顧客名簿が流出し、売買され、
次々に勧誘電話がかかってくるようになります。

そのしつこさ、うるささに耐えかねて、つい名簿削除商法の勧誘を
信じたくなってしまいがちですが、当然、それは有害無益です。

しつこい電話勧誘をストップさせるには

「相手の話を真に受けず、動揺しない」
「勧誘を断るのに、相手の同意は必要ありません」
「断るのに、理由は必要ありません。言い訳も必要ありません」
「相手に勧誘をする時間を、わざわざ与えない」
「勧誘は、話を聞いてくれるから仕掛けるものです」
「書類が送られてきたら、速やかにクーリングオフする」
「勧誘が来なくなる抜本的な対処方法はありません」
「1件1件、根気強く、断り続けるしかありません」

よく、「電話勧誘がこなくなる方法はありませんか?」という
ご相談をいただきますが、特効薬はありません。

上記のように、粘り強く、根気強く、1件1件断っていき、
次第に数が減るのを待つしかありません。

どうしても断り切れなかった場合は、一人で悩まず専門家にご相談下さい。



 典型的な 資格商法二次勧誘 「勧誘電話が来ないようにしてあげる」



資格商法の被害に遭った後、職場に時々不審な電話が来るようになった。

しかし、「これはみんな資格商法なんだ」「二度と騙されない」と考え、
その後の電話勧誘は全て断り続けていた。

しかし、今週に入り、どういう訳か、いつもよりも
物凄い勢いで勧誘の電話が来るようになった。

会社名も名乗らずに 「契約が終わっていない」「勝手に退会できない」
「生涯教育だ。契約違反だ」 などと、一方的にまくしたてられる。

いい加減対応にうんざりしていたところ、
◇◇資格情報センターと名乗る会社から電話が来た。

「○○さんでいらっしゃいますか?」
「私は◇◇資格情報センターの相談員・スズキと申します」

「私共は、通信講座を受講された方の個人情報保護と、
 業界団体の健全な発展を目的として活動している団体です」

「○○さんは、以前、△△ビジネス経営という会社で
 ビジネス経営士講座を受講しませんでしたか?」

「実は、私共で個人情報漏洩について調査していたのですが、
 漏洩が確認された名簿の中に、○○さんの名前が見つかりました」

「これは、カモリストと呼ばれるものです」

「カモリストとは、通信講座の受講者の個人情報が
 無断で外部に持ち出され、日本全国の名簿業者に販売されたり、
 電話勧誘の業界団体に悪用されています」

「カモリストが一度外部に漏洩すると、日本全国の電話勧誘業者から
 勧誘が殺到し、二次被害や多重債務など、
 深刻な問題を引き起こすこととなります」

「最近、○○さんの職場に不審な電話が来ていませんか?」

などと説明を始めた。

私が「はい。毎日のように電話が来て困っていたんです」と答えると、

「やはりそうでしたか」
「カモリストというのは、一度外部に漏洩すると、様々な業者の手に渡り、
 コピーにコピーを重ねて無制限に増殖を始めます」

「そうなってしまいますと、もう手の施しようがありません」

「電話勧誘業者やオレオレ詐欺、振り込め詐欺のグループに渡ったりして
 今後、勧誘の電話はますます酷くなります」

「○○さんは、新聞やテレビなどで、○○県の男性サラリーマンが
 数千万円を振り込んでしまった、騙し取られた、というニュースを
 ご覧になりませんでしたか?」

「あれもカモリストを悪用した詐欺被害なんです」
「このまま放置しておくと、取り返しの付かないことになるかもしれません」

「しかし、私共の調査によりますと、○○さんの個人情報は
 まだ流出したばかりですので、すぐに手を打てば回収が可能です」

「ただ、○○さんの個人情報の削除については、
 「当センターの顧客保護」という名目により、当センターから
 業界団体や名簿業者に削除要求していく必要があります」

「顧客ではない、全く関係の無い人間が削除要求をしても、
 個人情報保護法により、当然のことですが相手にされません」

「しかし、○○さんが当センターの顧客・会員であれば、話は別です」

「当センターが顧客・会員を代理して削除要求をするのであれば、
 相手も当センターに削除要求の資格があると認め、削除に応じます」

「そこで、○○さんには、私共の会員になっていただいて、
 当センターの顧客保護・会員サービスの一環として、
 個人情報の削除要求を行っていきます」

「また、○○さんの個人情報は既に数十箇所への漏洩が
 確認されています。その全てに削除要求を行っていくには、
 どうしても費用が必要となってしまいます」

「そこで、○○さんには当センターの会員登録をしていただいて、
 会員費として、手続費用を負担していただく必要があります」

「会員登録していただければ、○○さんの個人情報の削除と併せて、
 今後、もし再び情報漏洩があった場合の情報提供、
 会員を対象とした相談サポートを受けることができます」

「今後もし不審な郵便物が来た場合は、開封せずに、
 当センターのサポートフリーダイヤルにお電話ください」

「登録費についてですが、ただ登録費を払っていただく訳ではありません」

「当センターは個人情報保護を目的として設立された団体ですので、
 登録費に代えて、近く新設されるビジネス情報1級の資格教材を
 購入していただきます」

「個人情報保護の重要性について、認識を高めていただき、
 このような二次被害が繰り返されないよう、
 この機会に個人情報保護について勉強して下さい」

「ビジネス情報1級の資格は、企業のコンプライアンスの一環として
 今後必要となるビジネススキルですから、転職にも役立ちます」

などと説明された。

ビジネス情報1級という資格について、特に興味は無かったが、
電話勧誘が殺到している事や、私が過去に△△ビジネス経営と契約した事、
ビジネス経営士講座を受講していたことを詳しく知っていることに驚き、
「どうもこれは本当の話のようだ」 と、つい信用してしまった。

私の個人情報がカモリストとして流出してしまい、このまま放置すると
さらに勧誘電話が殺到するかもしれない、と不安になってしまった。

既に勧誘電話が殺到していることもあり、勧誘電話が来なくなるなら
仕方ないと考え、会員登録と個人情報削除をお願いすることとなった。


数日後、申込書が届いたが、品名として
「ビジネス情報1級教材一式」 と書かれていた。

また、電話勧誘があった際の簡単な対応方法が書かれた紙が
入っていたが、これはあまり役に立つようには思えなかった。

契約後、不思議なことに、あれほど酷かった勧誘電話は鳴り止んだ。

しかし、しばらく経ってからよく考え直してみると、
◇◇資格情報センターからの電話はあまりにもタイミングが良すぎる。

よく考えれば、他の電話勧誘業者がカモリストを入手できると言うことは、
◇◇資格情報センターも、他の業者と同様にカモリストを入手できる訳で、
私の過去の契約内容を知っていても何の不思議も無い。

こうもタイミング良く勧誘電話が殺到し、ピタリと電話が止むなんて
あまりにも不自然すぎる。本当は、◇◇資格情報センターが
自作自演で、自分で勧誘電話をかけていたのではないか?






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