デート商法 恋人商法 のクーリングオフ   会う約束をとりつける (アポイント、デートの約束)
  デート商法の問題点   デートやイベントと思わせつつ、事務所へ直行
  アポイントメントセールスとは?   事務所に入ったが最後、契約するまで帰れない
  デート商法 勧誘の流れ   クーリングオフを阻止しつつ、しばらくすると再び勧誘。

デート商法


デート商法は、アポイントメントセールスの一種です。

 出会いやアンケートを装って接近し、親密になる
 その人間関係を利用して呼び出し、お店や事務所に連れ込み
 最終的にはダイヤやジュエリーなどの原価の知れない高額商品を買わせる
 契約後は用済みとばかりに連絡を絶つ
 まだ脈があれば、2度3度と勧誘し、クレジットが組めなくなるまで契約させる

アポイントメントセールスから派生した悪徳商法で、恋愛感情を利用して
ジュエリーや毛皮コート、スーツを販売し、クーリングオフを申し出ても、
情を利用してクーリングオフも妨害する、かなり手の込んだ手口です。

仕込みに手間隙かかる為、最近ではこの手口を使う業者は
あまり多くないのですが、ジュエリーのアポイントメントセールスも、
広い意味でのデート商法として考えられています。

最近は件数も減少傾向にありますが、いまなお相談が寄せられています。

デート商法には、

 狭義のデート商法 恋愛感情や結婚をちらつかせジュエリー購入を迫る。
仕込みに手間隙かかる為、相談件数はあまり多くない。
 広義のデート商法 勧誘のきっかけとして、男性→女性 女性→男性 という
立場は利用するが、恋愛感情に至る前に呼び出す、
いわゆるジュエリーのアポイントメントセールス。
仕込みの手間隙が無く、相談件数は圧倒的に多い。

恋愛感情を利用する、狭い意味でのデート商法を用いるケースとしては、

 ・ダイヤ・ホワイトゴールド・アレキサンドライト・ジュエリーを販売する
  従来からあるデート商法 (エンゲージリング・婚約指輪など)
 ・毛皮デート商法、スーツのデート商法など
 ・絵画の次々販売においても、デート商法を利用するケースがある

などがあります。


デート商法 勧誘のきっかけ


男性
 出会い系サイト・テレクラ
 お見合い・お見合いパーティー
 名簿による電話勧誘
女性  名簿による電話勧誘
 アンケートサイトの情報を基に電話勧誘
 懸賞サイトの情報を基に電話勧誘
 街中でキャッチセールス・ナンパまがいの誘い

 出会い系サイトで出会いを装って接近。なぜか積極的に会いたがる。
 お見合いパーティーで知り合い、何度か会ううちに店に連れて行かれた
 懸賞サイトに応募したら電話がかかってきた
 デート商法会社がアンケートサイトを運営して個人情報を集めていた
 名簿などを見て「アンケートしてます」などと電話がかかってきた


女性勧誘員 → 男性を勧誘
男性勧誘員 → 女性を勧誘


デート商法は男女問わず被害が見られます。

デート商法と聞くと、男性の被害が多いイメージがありますが、
女性の被害もかなりの数に及びます。

それぞれ異性関係を利用して勧誘することに特徴があります。

普通のアポイントメントセールスでは、「プレゼントが当選した」「特別にモニターに選ばれた」などと事務所に呼び出すパターンが多く、被害に遭ったことを自分で認識しやすいのですが、デート商法の場合、出会いやデートの形をとるため、被害に遭った事自体に気づかないケースもあります。

例えば、

 デートの途中で店に立ち寄り、宝石を買ってもらう。(もちろん仲間の店)
 勤務先でイベントをやるから来て欲しい、などと呼び出す。
 バーに連れて行かれて、お酒を飲みながら契約させられる
 喫茶店やファミレスで話しながら、いつのまにか契約の話になっていた
 契約後に連絡が取れなくなる、あるいは別れ話を切り出す

などのパターンでは、自分はデートの途中に宝石や商品を買っただけで、「被害に遭っていない」と信じる(信じたがる)パターンが見られます。


傾向としては、

 男性被害者 → ほのかな恋心を利用されて売りつけられる
 女性被害者 → なれなれしい雰囲気の中で、勢いに押されて買わされてしまう .

という感じです。

どちらかと言うと、金銭的被害よりも精神的被害に憤りを感じる方が多いようです。

「売れさえすれば手段は問わない」という、卑劣極まりないやり方です。ヽ(`Д´)ノ


しかし、「騙したことを気付かせない」上級テクニックを持つ販売員は少数派で、実際には 「呼び出す手段のみ」 淡い恋心を利用するケースが多く見られます。

 1. きっかけ作り
出会い系サイトなどの出会いや、
なれなれしい電話で親近感を演出
 2. 呼び出し 「会おうよ」「遊びに行こうよ」
「もっとよく知りたいな」などと会う約束
 3. 事務所に監禁 事務所に連れ込んだが最後、
契約するまで何時間でも拘束

逢えると思い約束の場所に行くと、そのまま事務所に連れて行かれ、
あとは勧誘マニュアル・応酬話法全開で拘束勧誘。

断っても断っても応酬話法で切り返されて、契約するまで帰れない。
そしてクロージング(駄目押し)には男性上司が出てきてやや強引に説得。

普通のアポイントメントセールスと大差の無い、
強引な勧誘で契約をさせられてしまうパターンが多いようです。

そして、クーリング・オフしないよう、クーリング・オフ期間中は連絡をとりながら相手を監視し、8日間が過ぎると連絡が取れなくなる、別れ話を切り出されることとなります。

相手に気がある、まだお金を引き出せると判断された場合、2度3度と勧誘を受ける場合もあります。

デート商法では、恋愛感情を利用して何度も誘い出し、クレジット会社を変えつつ何度も契約をさせる、会うたびに事務所やお店に連れて行かれて契約させられるパターンが少なくありません。その結果、契約金額が数百万円になり、自己破産に至るケースもあります。デート商法や絵画商法に多く見られる傾向です。


商品として圧倒的に多いのがダイヤモンドです。

ダイヤを中心としたジュエリーがそのほとんどを占め、
ダイヤ、真珠、アレキサンドラライト、ブレスレット、毛皮など、
値段が高そうなイメージのある商品が利用されています。

被害金額の平均は100万円程度、
ローン手数料も含めると140万円あたりになるケースが多く見られます。


しかし、実際には商品価値が数万円程度しかないケースが多く、詐欺と言わざるを得ない状態です。酷い業者になると、御徒町の問屋で仕入れたままのプラスチックケースで売っている場合もあります。

例えば、0.3カラットで100万円もするダイヤなど、通常あり得ない価格です。数万円〜十数万円程度のダイヤを、「100万円の価値のあるダイヤだ」と言って売れば、当然詐欺罪にあたる可能性が生じるでしょう。

ただ、キュービック・ジルコニア(人工ダイヤ)は、明確に詐欺となってしまうので、使わない事が多いようです。一応天然ダイヤ、但しカラット数が極小、クラリティー・カラーのグレードが低い物を「安く仕入れて高く売る」。これが基本です。


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