| 1. 会う約束をとりつける (アポイント、デートの約束) |
デート商法の多くは電話勧誘から始まります。
電話で親しく会話をしたり、出会いを装うことで、相手の警戒心を解き、勧誘対象者と仲良くなる作業から勧誘はスタートします。警戒心を解く為には、とにかく仲良くなる事が必要なので、ひたすらなれなれしくしたり、甘え口調で雑談が始まります。
心の隙を利用して商品を売りつけるのが最終的な目的ですから、最初の電話でいきなりアポイントを取るような横着なことはせず、何度か電話を重ね、少しずつ友達関係・男女関係を作り、ほどよく仲がよくなった頃を見計らって街中に誘い出します。
狡猾な業者は、会っても最初はセールスの話をせず、純粋にデートの形をとります。何度か会うことで人間関係をより親密にし、勧誘対象者の警戒心を解くよう事前準備を徹底させます。
やや手抜きな業者は、勧誘当日に1時間程度喫茶店に入り、雑談しながら若干人間関係を深めてから事務所に移動、拘束勧誘にかかります。
横着な業者は、待ち合わせの後いきなり事務所に連れ込みます。Σ(゚Д゚; |
|
| 男女の別 |
男性の勧誘と女性の勧誘は、多少内容が異なります。大雑把に言えば、
「男性・・ジュエリーに興味がない」
「女性・・ジュエリーに興味がある」
という違いです。
ジュエリーに興味のない男性に、いかにジュエリーを売るか、がポイントになります。
デートを装い「買って〜買って〜」攻撃をする猛者もいるようですが、
やはり一番多いのは「結婚指輪」「婚約指輪」のセールストークでしょう。
| 普通のジュエリー販売をしている人に聞くと、ジュエリー販売をする上で絶対に欠かせないのがブライダルジュエリーの売り上げとの事。ブライダルジュエリーは金額も大きく、普段興味を持たない男性がジュエリーを買ってくれるので、普通の宝石販売店もブライダルジュエリーには特に力を入れているようです。 |
そこで、悪徳業者としても、当然のように結婚トークに力を入れてきます。
「彼女いないの?」
「結婚についてどう思ってるの?」
「女の子は結婚について真剣に考えてくれる人に惹かれる」
「結婚したいと思った時に準備が出来ていないとチャンスを逃すよ」
「一生独身でいるつもりなの?」
などと、激しく余計なお世話を焼いてくれます。
しかし、男性側はこの際、「結婚や恋愛の話をしてくれるなんて、もしかして・・・」
という淡い期待を抱く場合が多いようです。
女性の場合、元々ジュエリーに興味がある人が多いので、
「デザインのよさ」
「カットのよさ」
「とってもお似合いですよ」
「今日しか買えない特別価格」
「今度逢う時はこのジュエリーを付けて来て欲しい」
「このジュエリーを付けた○○ちゃんはかわいい」
などとアピールし、とにかく褒めちぎる。
「誰もが欲しがる最新のデザイン」
「でも定番のスタイルなので一生使える」←いきなり矛盾してる
「特別なジュエリーが特別価格で」
「VVS-1でとっても高品質!但し小さい」
などと繰り返し煽られることで、ついついその気になったり、
事務所で販売員に囲まれて怖くなって契約してしまうケースが多いようです。
デート商法業者の事務所には、男性客と女性客が混在している場合がありますが、
「男女の別はどうでもいい」
「買わせる理由もどうでもいい」
「買わせる為に理屈を組み立てる」
「売ってしまえばこっちのもの」
という姿勢を反映していると言えるでしょう。
「人生設計を考えてない!」
「将来について真剣に考えないと駄目!」
とか、真顔で説教してくることがあるんですよね。
|
|