質電話リース ・ 悪質電話機リース
昔からある悪徳商法の手口の一つに、中小事業者を狙った電話機の勧誘、
OA機器や通信機器のリース契約に関する強引な売込みがあります。
◆ 悪徳電話機リース ケースその1
「ある日、突然訪問してきた営業マンが、大手電話会社のマークの
入った名刺を差し出し、「近くで電話回線の工事をしています。
影響を調べますので、現在お使いの電話を見せてください」
と言って来た。

大手電話会社の人と思って、信用して電話機を見せたところ、
突然、「これはアナログ用の電話機ですね?」 「この電話機は
電話回線工事により、もうすぐ使えなくなるから、換えた方がいい」
と言われた。

「大手電話会社の人が言うのならそうなんだろう」と信用してしまい
営業マンから 「この電話機なら一本の回線で複数の電話が使える
ようになる」 などと言われ、言われるがままに、電話主装置とコード
レス子機の電話機のリース契約を、月額8,000円の84回払いで
することになってしまった。

しかし、冷静になってよく考えてみると、どうもおかしい。
本当に大手電話会社の人だったのか、疑わしい。」
◆ 悪徳電話機リース ケースその2
「この地域の電話はもうすぐADSL回線に切り替わります」
「NTTから委託を受けて、一軒一軒案内させて頂いています」

「旧来のアナログ回線用の電話機では、デジタル回線になると
通話できなくなります。回線変更で利用者の皆様にご迷惑を
おかけする形になりますので、現在電話機種変更のキャンペーンを
行なっております。今ならキャンペーンにつき、月々8,000円で
高性能のデジタル高機能電話機をご用意することができます。

また、ADSLで高速インターネット、ブロードバンドを利用するには、
この主装置を導入しないと利用できません。
デジタル回線化すれば、今までお使いのアナログ電話機は利用
できなくなりますし、今のままではADSLを利用できませんので、
この機会に、早めにデジタル対応の電話に換えた方がいいです」
◆ 悪徳電話機リース ケースその3
訪問してきた営業マンから、数時間にわたり、熱心に

「現在電話回線を複数契約されていますから、電話代が無駄に
なっています。この主装置と子機を導入すれば、1本の電話回線で
複数の電話が使えるようになりますから、電話代が安くなります」
「この回線をこの回線に1本化すれば、これだけお徳になります」
「電話代がほらこんなに・・・」 と、電話代の計算を見せられた。

営業マンの言葉に乗せられて、勢いでつい契約書にハンコを押して
しまったものの、営業マンが帰ってからよく考えると、説明された
金額には、84回払いのリース料が計算に入っていないことに
気がついた。また、84回のリース料の合計額を出したら、電話機が
80万円近い金額になっていることに気がついた。

これでは全然安くなっていない。おかしい。
上記の電話機のリース契約の外に、社内LANの機器一式のリース契約
無線LANの機器一式のリース契約 などの通信機器のケースもあります。
悪徳リース契約の勧誘は、いずれの場合も、中小事業者、個人事業者を狙って
勧誘を仕掛けます。

中には、「数十万円もの、大仰な主装置と子機1台」という、何のために
主装置を導入する必要があったのか、理解に苦しむ悪質な勧誘も見られます。
リース契約の場合、必ずのように、個人ではなく、会社名や屋号、お店の名前
を契約書に記入させます。

中には、既に廃業しているにも関わらず、昔やっていたお店の名前を書かせる
ケースも見られます。なぜそこまで事業者名にこだわるかと言えば、
「事業者の商売の契約であれば、消費者保護法の適用を逃れることができる」
という点です。

つまり、「営業の為若しくは営業として締結するもの」は、消費者としての
契約ではないのでクーリングオフ制度の適用除外となるからです。

また、リース契約はクレジット契約とは異なり、支払停止抗弁もクーリングオフ
制度もありません。

解約しようとクーリングオフを申し出ても、担当者から「クーリングオフできません」
と、全く相手にされない、という相談が多く見られます。しかし、
契約から短時間しか経過していない場合や、リース物件設置前など、
当事務所が解約可能と判断したケースについては、殆どの場合、
当事務所から通知書を送付することによって、解約に至っております。

但し、長時間が経過していたり、リース物件設置後など、当事務所が難しいと
判断とした場合は、残念ながら代行依頼はお受けできません。出来る限り
早い段階で、リース物件の設置を受ける前に、お早めにご相談下さい。

解約依頼が困難な例 ・契約から数週間経過している場合
解約依頼が無理な例 ・リース物件(商品)を既に設置・使用している場合
・契約から既に1ヶ月以上経過している場合
・既にリース代金の支払を開始している場合

リース契約解約の可能性は、時間との勝負です。
既成事実が積み重なって手遅れになる前に、急ぎご相談下さい。


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